余震や 原発事故が少し落ち着いてきたので
周りを見渡す余裕が出てきました。
あんなにスゴイ揺れだったので、全壊や半壊した
家やビルが見られるのに、その隣の家が地震に
びくともぜず、そのまま残っていることがあります。
なぜだろう?って いつも不思議に思ってるんですが、
どうも その建築構造や材料に違いがありそうですね。
今建設中の東京スカイツリーは、あの揺れでも
ビクともしなかったのですが、その陰には、
「緩まないねじ」の力があったようで、
話題になっています。
この緩まないねじを開発したのが、ハードロック工業という
小さな会社だそうです。
いろんなところに使われているねじ・・・・。
長い間使っていたり、揺れたりしたら ボルトかナットが
緩くなるのは常識! って思っていました。
出来るだけ緩まないように、座金(ざがね、ワッシャー)や
ピンなどを ボルトとナットの間にはさんだり
するんですが、完璧にはなりません。
ところが ハードロック工業は クサビの原理を導入して
強力な緩み止めを開発したそうです。
ゆるみ止めの理想形!クサビの原理を応用した強力なロックエネルギーステンレス ハードロック...
ねじにかかる物理的力学を研究し、クサビという古来から
使われている手法を利用したんですね。
「ねじは緩むもんだ」という 固定概念を何とかしよう
という情熱がいいアイデアを生み 素晴らしいねじの
開発が出来たんだと思います。
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