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きょうから始まった　「全豪オープンテニス」、

期待の錦織圭（世界ランキング５位）は、開幕第１戦に登場。

クズネツォフ（ロシア、世界ランキング４８位）
と対戦した。


＜ＮＨＫテレビより＞

5-7,6-1,6-4,6-7,そして　ファイナルセットに
もつれ込み、大接戦。

そして　たった今なんとか初戦を突破しました。

第５セットは　６－２。

まずは　錦織選手、おめでとう！

会場は南半球のメルボルン。
いま、真夏のまっただ中なんですよね。

とてもきれいな青空が広がっているようです。



そして　日差しは　まぶしさがスゴイ。

ちょうど太陽が真上にきているので、
サーヴのトスのとき、太陽が目に入って
打ちにくそうだったね、両者とも。

クズネツォフは、足がちょっと悪そうだった。

だんだん　びっこを引いていたような感じだったが
よく耐えていたように思った。

３時間を超える大接戦。

この暑さで　錦織圭は　相当体力を消耗しているんじゃないかなあ。

錦織選手の　全豪オープンの戦略は、

とにかく、ベストなコンディションで　
マレーやジョコビッチなどの強豪と対戦すること。

ベストなコンでションだと、勝機はある。
ベストテンにいる強豪たちとこれまで対戦して
勝ったことのない選手はもういないのだから・・・。

ただ、今日のように、格下の選手に
フルセットまで手こずるようだと、体力を消耗してしまい、

強豪との対戦まで　カラダがもたなくなってしまう。

錦織選手の　これまでのメジャーを見ていると
いいところまで勝ち進みながら、
結局は　体力勝負で負けているのがほとんどですよね。

今日の第２セットのように、３０分ぐらいで取れると
いいんですけどね・・・。

グアンバレ！！、錦織圭！！！

ナダルは棄権したし、フェデラー欠場とのことで
錦織圭が全仏オープンでメジャー初優勝するんじゃないか、

って期待して　４回戦を２９～３０日の夜中、
最後のセットまでテレビで観戦した。

相手は、世界ランキング１２位のガスケ。フランス人だ。

第１セット、始まったばっかだったが有利な展開
だったのに　突然の雨。

１時間ほど中断された。

だが、雨が上がると、流れは完全にガスケへ。
どうも　雨で重くなったボールに
錦織が対応できなくなって、ミスを連発
するようになったらしい（あとで記者会見で言った）。

いつもは高確率で入る　リターンのストレートが
ことごとく外れた。

ガスケとは　ほぼ互角なのか、決定打のない　
ラリーが続く。
こうなると　もう体力勝負。

意外に、ガスケはミスをしない。
好調だった。

さらに、ガスケは地元フランスの選手。
当然、試合会場でも　ガスケへの応援がスゴイ。

錦織圭も覚悟していても、やっぱりミスったときの
ブーイングには　気が滅入っちゃうよね。

結局　１－３で敗退。


翌日、新聞などで　敗因の分析記事が出ていたけど、

◆雨でボールが重くなった。
（でも、これは　ガスケも同じだよね？）

◆３回戦（ベルダスコ戦）がフルセット（５セット）で
体力を消耗していた。

◆地元フランスの選手・ガスケへの応援が
スゴかった。

という点に集約されているようだ。


これから　錦織圭がまたメジャーに挑戦し、勝つためには
どうしたらいいんだろうか？

◎まず　体力

・・・・とにかく錦織圭は比較的小柄なので、
　　　　体力勝負の時はツライ。
　　　　（ガスケは年上でも、強靱な筋力を感じた。）

◎多少の雨でも強行する主催者に負けないよう、
雨対策すべき（重いボールでの練習もする）

◎さらなる　「精神力」


テレビで観戦していて、ごく当たり前のような
こんなところが気になった。

それにしても　世界ランキングの２０位以内って、
ほとんど　「紙一重」の実力の世界なんだね。
ま、ジョコビッチは別格かも知れないけど・・・。


そうそう　先日あるコラムを読んでいたら、

「錦織圭は　寝るのが得意」

って出ていた。

これって　スゴイことだよね。
たぶん　「どこでも寝れて、熟睡できる」
ということだと思うけど、これは体力の回復に
もってこいの才能だね。

◆全英オープン（６～７月＝芝）
◆全米オープン（８～９月＝ハードコート）

に期待したいと思う。