今年の「NHK紅白歌合戦」、
中身的には 本当に話題が乏しいですね。

(タモリに司会を断られた、代わりの黒柳徹子のからだは
大丈夫か、なんていうことが話題になっている)

かつては レコードやCDが売れて
歌手の黄金時代がありました。

だから 各テレビ局にも毎週歌番組が、それも
「生放送」でありました。

NTV=「紅白ベストテン」
TBS=「ザ・ベストテン」
など など・・・。

これら番組では 常に ヒット曲を取り上げ、
また 歌手・レコード会社も必死に
新曲をリリースしていました。

でも 現在は 演歌・歌謡・ポップス音楽ファンでも
多様化をきわめ浅く広く散らばってしまいましたね。

CDの売り上げも落ちて,ネットで配信される
時代となっちゃいました。

だから 「みんなが知っている」ヒット曲が
なかなか生まれないんでしょうか?

そんななかで 毎年恒例の大晦日「NHK紅白歌合戦」、
どうしても 「懐かしの名曲」に頼らざるをえない
内容になってしまうようです。

そして 「懐かしの名曲」を支えてきた往年の歌手も
引退に追い込まれていく・・・。

今年は その往年の「森進一」が最後の「紅白」になるそうです。
先年、北島三郎が引退したように・・・。

その森進一も歌手生活50年だって!
ただただ スゴイですよねえ。

彼が ずっと演歌世界で生き延びてきた理由は
なんといっても 個性的な歌声、曲調にありますよね。

もう誰が聞いても認識できるほど「個性的」です。
好き嫌いは別としても、一度聞いたら忘れられない
声です。

それに引き替え、いまの若い歌手の声は
残念ながら 誰が歌っているのか 分からないですね。

「声の個性」って 大事だと思います。

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