このところ 夕刊紙(ゲンダイ、フジ)や週刊誌各誌で
毎日・毎週のように、懸念されている首都直下地震の話題が
とりあげられていますね。


きょう(3月26日)発売の『週刊現代』に、
「忍び寄る震度7ーその現実味」という記事が
あったので、つい買ってしまいました。


 「地震がくるか どうか」というよりは、
もう地震は起こることを前提に、いかにして
震度7と言う巨大地震に対処して生き延びるか、
と言う点に焦点が移っているようです。



この週刊現代の記事によると、

この3月14日に三陸沖から千葉県・東方沖、茨城・日立
で立て続けに 震度5前後が起きているんですが、
その震源が ”東京”に向かって近づいているのが
とても不気味だと書いてありました。

100年、1000年単位で日本の地震の推移・歴史を見て
みると、9世紀は日本列島が地震の活動期だったそうで
現在は9世紀とよく似ているそうです。

869年ーーー「貞観地震」(M9クラスと推定)
878年ーーー関東南部大地震(M7.4クラスと推定)
880年ーーー出雲地方大地震(M7クラスと推定)
887年ーーー「仁和地震」西日本(M8.5クラスと推定)

と立て続けに起きていたそうです。


そして、ここ20年を振り返ってみると、

1995年ーーー「阪神・淡路大震災」(M7.3)
2000年ーーー「鳥取県西部地震」(M7.3)
2004年ーーー「新潟県中越地震」(M6.8)
2011年ーーー「東日本大地震」(M9.0))


いやあ 本当に9世紀に似ていますね。

ということは 去年のあの大地震でしばらくは地震が無いだろう
と安心するのは間違いで 楽観的すぎるということみたいですね。

まさに 現在は「地震の大活動期」 と思った方がいいようです。

<つづく>

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