朝刊の訃報欄を見ていたら
上羽 秀(うえば ひで)さんという女性が亡くなった、
とありました。
89歳。
顔写真もあったんですが、
まったく知らない お顔です。
新聞の訃報欄って、結構有名人じゃなければ
載らないのに なぜ?
読み進めると、
銀座の有名な”文壇バー”の ママさんだったそうです。
そして このバー「おそめ」には、
川端康成、大佛次郎といった
文豪が足繁く通っていたそうです。
小説家って 全くの孤独な仕事。
一日中 机で原稿用紙に向かい合っている・・・。
よく我慢強く座っていられるなあ、なんて思ってしまいます(^^)。
だから どこかで パアッツーと お酒や女で
発散しないと やっていられなかったのかもしれないなあ。
で、小説家が 自然と美人とお酒のある銀座のバーに行き始め
なかでもリラックスできるバーに 小説家仲間が
集まるようになった・・・・。
そのバーが上羽さんのバーだったんですね。
上羽さんには 文豪たちを引きつける
不思議な魅力があったんでしょうね。
都内には いくつかの「文壇バー」が
あります。
◆Bar Lupin(ルパン)(銀座)
太宰治、川端康成、坂口安吾 などが通っていた。
◆Bar 琥珀 (文京区・湯島)
三島由紀夫など。
◆Bar Radio (南青山)
村上龍 など
◆クラブ「数寄屋橋」(銀座)
大沢在昌、北方謙三、伊集院静など。
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